Do you know…?【2年6番♂】

「クーゲルシュライバー」


さてこの単語はどんな意味でしょう?








正解はドイツ語でボールペンという意味!無駄にカッコイいですよね!!何かガ〇ダムとかで出てきそうな名前に感じません?

こんな馬鹿げた会話をこの前学校の仲間と話していたらふと思い出した事があります。


前に自分が声優の養成所の体験授業を受けた時でした。
サザエさんの波平役でお馴染みの永井一郎さんが第一声こう言いました。

「みんなコレが何かわかりますか?」
永井さんの手にはボールペン。

皆あっけにとられながらボールペンを見つめる。その内一人が手をあげ
「ボールペンです」
と答える。

永井さんはニッコリ笑い、
「その通り!」
と答えた。
しかし、その後、
「じゃあ、このボールペンはどう作られているか知ってる?」
と聞いてきた。

当たり前ながら誰も答えられない。すると永井さんが続けた。
「良いかい、物事を簡単に“知ってる”と言ってはいけないよ!物を“知る”というのは簡単な事じゃないんだ!!ボールペン一つとっても色々な過程があって作られている。“知る”ということはその事柄を全て把握するという事だ。」


その時は正直何を言っているのかあまり良く分からなかった。

しかし、24歳を迎えた今なら少しは理解出来る。
以下からは自分の論理を話そうと思います。


物事を“知る”事は全てを把握する事。
これは芝居にも当てはめられる。
自分の役を演じるには色々な事を分析し、情報を集め、身体感覚に起こして構築していかなくてはならない。
役もそうだが戯曲全体も同じ事をしないと“知る”ということは出来ない。
さらには戯曲を書いた作者に対しても同じ事をしないと“全てを知る”事は出来ないと思う。


これを繰り返していくと行き着く場所は“全を知る”と言うことになる。
“全”即ち“神”即ち“人間”即ち“生”


改めて考えて欲しい。
芝居をするにあたって芝居だけを追求しても駄目だと思う。芝居というのは芸術の中のカテゴリーの一つであり、“全て”ではない。もっと根本的な物として“全て”を知るには究極な話“人間”を知るという事だと思う。

「じゃあ、人間って何だよ!?」と思うだろう。
それは分かりません。分からないからこそ人間は不完全であり、色んな側面から観察したり、触ったり、匂いを嗅いだり、味をみたり、物を聞いたり出来るのだろう。
自分の“全”は自分で歩め!!

その為に自分は自分のこれからを後悔しないために、そして一役者として一人間として“生きて”“活きて”“息て”“域て”、最後に“行き”着いたら“逝きたい”と思う。




9/20【2年6番♂】
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by joko_acting | 2008-09-22 02:10 | 二年生
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