ロミオとジュリエット(1年3番♂)

東京芸術劇場にて、OUDS(オックスフォード大学演劇協会)の『ロミオとジュリエット』を観劇した。日本語字幕付きの英語上演であった。

何故、悲劇というものがあるのだろう。
作者のW・シェイクスピアが、人々に何かを伝えようとしてこの物語を書いたのであるとすれば、それは何なのであろうか。悲劇を書く人は、何を意図して書くのであろうか。

劇中の多くの人物が最終的に命を落とす。何処にも救いようがない話だ。今日観劇した後、僕は胸の中に鉛が詰まったようで、暫く席を立てなかった。哀れな出来事を目の前で見せられて、手も足も出せず、一体どうしたものかと思った。

そう、手も足も出せないのだ。僕にはどうすることも出来ない、尊い物語なのだ。それは、必死に追い求めたけれど叶わなかった夢だったり、誰かを好きで好きでたまらない切ない思いに似ている。悲劇は、自分には決して手に入らない憧憬の様に、人を胸苦しくさせる。

言葉の壁がありながら、僕をそんな考えに至らせたOUDSの方々はは素晴らしかったと思う。僕がもし字幕なしで観劇出来たなら、受け取るものは何倍にも増しただろうに…。今日の公演は、僕に、英語勉強への熱意を燃やさせてもくれた。




8/10(1年3番♂)
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by joko_acting | 2008-08-13 11:55 | 一年生
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