習慣化された、独りでいること【1年2番♂】

「花火大会」に、独りで行った。
「ねぇ、花火を見に行こうよ」のような言葉を掛けられる人間が、僕の周りには居ないからだ―これは、「僕は不幸な人間です」とアピールしているのと同じだ―。

僕は、他者にどこかへ誘われたら断ることは少ないが、自分から誘うことはあまりしない。

普段から「集団の中での孤独感・空虚感」は感じているけれど、今回「花火大会」という「比較的、他者と見るようなイベント」の中に独りで居た時に感じたことがある。

それは、「集団と孤独との対比関係の中で感じる空虚感」を、「ごく当然に感じる事に対しての自己陶酔」として、自らを演出していたのかもしれないし、ただ単に、孤独を感じたかっただけなのかもしれない。

暗闇の中、砂浜に打ち寄せる波の音が、僕をそこに存在させているようで、ここに僕はいないという錯覚を感じさせた。

打ち上げられた花火が、モノクロに感じる。
山々に響き渡る破裂音が、シャツを微かに揺らした。

そこには、「感動」はなく、ただ「何かが光っている」という、冷たいものしか生まれなかった。

徐々に、独りでいることが当然の生活になっていく。


『感覚を開け。そこには、アイツがいる筈だ』




7/31【1年2番♂】
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by joko_acting | 2008-08-03 22:57 | 一年生
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