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インフェリオリティー・ コンプレックス【2年2番♂】

今日、松本永実子さんの在学中においての最後の講義を受けた。

そこでは「ガラスの動物園」の通し稽古をした。

シーンワークだと行うことができた芝居が、通しになると劣化する。

台詞の行動、身体的行動・状況、与えられた状況、目的と障害、ターゲット、イメージ…それらが集中力の低下と共に薄れてゆくのを実感した。

「実感していた」ということは、まだ僕がその場において「役でなく、僕自身で立っている」ということが証明されてしまった、ということにもなる。

「消え物のガムがやたら美味しくて集中できなかったの」なんて言い訳は出来ないのだ。

…僕はしましたけど。


「良い役者は芝居が終わったときには何も覚えていない」ということを聞いたことがある。

僕はまだ「役としてその場を生きる」ということが出来ていないのだろう。


役としてその場に立っていれば、ある種の自由性も生まれる。
僕が「冒険しない臆病者役者」というレッテルを貼られているのは、役としてその場に居なかったからなのだろう。

自由でないから、何も出来ない。
無難なことしか出来ない。
役として遊べない。


だが、自由なのであれば自由なのだ。


しかし、「意識的なものを無意識化にする」ということは、そう簡単なことではない。

役としてその場に立つのならば、それなりの準備をしておかなければならないと思い知らされた。

役の研究の重要性を知ることが出来た日だった。


まとめると…

物凄く楽しかった、ということなんですけどねっ!


永実子さん、この二年間ありがとうございました。





11/26【2年2番♂】
by joko_acting | 2009-11-26 23:46 | 二年生
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